2016年10月10日月曜日

数学の勉強法

こんにちは、駿介です。
昨日は風邪でダウンしていたのですが、一日寝て復活いたしました!
 
今回は数学受験者に配布されている、
高3秋から入試直前期までの数学学習講師講演まとめ
というプリントの重要なポイントについて書きたいと思います。
 
①高校数学で躓きやすい内容
・標準的な内容を単元別に勉強することで点数は伸びる
・総じて図形を苦手とする生徒が多い
この二点をおさえてください!
 
センターでは完答を目指す必要はないので、点数が伸びない人は基本的な内容を復習するだけで点数は伸びます。
 
図形は正確に覚えておかなければいけない定理が多いことと、
綺麗な図形を描くことが出来ない人が多いことが、
苦手な人が多い原因だと思います。
 
②基礎力のつけ方
Lv1,2⇒教科の基礎
Lv3,4⇒入試の基礎
Lv5,6⇒応用問題
・出来ている問題は「出来ていること」を確認し⇒理解できていること
・復習の仕方:直後に問題の答案を書く
 
自分の今勉強している内容がどの程度のレベルなのかを理解していることは重要です。
自分のレベルを理解し、少しだけ上のレベルの問題をできるようにしていくことが大事です。
 
問題は解けても、きちんと理解していなければ意味がありません。
類題を見ても解き方がわかるくらい理解していなければ意味がありません。
 
解き方を理解することと答案を作れることは全く違います。
答案を実際に自力で作ることは練習しなければできないです。
 
③応用力のつけ方
・試行錯誤の材料として用いる
・量より質
 
応用問題は、扱っている内容が難しいのではなく、考え方が難しいです。
つまり、解説を見てもなかなか自力で解けるようになりません。
解説を見てからがむしろ始まりで、そこからどれだけ考えられたかが直接的に実力に響きます。
そういう意味で、多くの種類の問題をこなすのではなく、一つの問題に深く理解を深めたかが重要です。
 
④センター試験対策
・高得点を取るのは難しいという意識を持ってよい
・きれいに見返せる答案を作る
・日ごろからきちんと書いて解く⇒途中式をきちんと書いて解く
 
各問は後にいけばいくほど計算量も多くなり時間がかかります。
そのため、自分の力量でできる最善の問題まで解き、できない問題は切り捨てる勇気も必要です。
 
センターでは、前の問題が間違っていれば先に進めないため、正確な回答が求められます。
そのため、途中式などは正確に丁寧に書くことが大事です。
スペースも狭いのでうまく工夫して書いてください。
 
⑤センターと二次の対策のバランス
・一律な指導はない
 
自分の実力を正確に理解し、自分に足りていないものをきちんと理解することが大事です。
詰めなければいけないのがどこなのか、とにかく考えることを怠ってはいけません。
 
⑥数学が苦手な生徒の直前対策
・自分が今までやってきたもののみの勉強をやる。
 
正確には、自分が今までやってきたものを自力で完答できるまで繰り返し解く。です。
基本的な考え方を理解するためには、今までやったものを自力で解けるまでやるしかありません。
焦って難しい問題に多く手を出していってしまうと、解法の暗記になってしまい、自分の力になりません。
そのため、自分にあったレベルの問題を繰り返し解くことが重要です。
 
 
重要なポイントは以上です。
ただし、入ってきた情報をそのまま鵜呑みにすることは厳禁です。
必要な情報は何かを取捨選択することが一番大切です。
 
自分に必要なことは何かを考えることを怠らず、
受験本番に向けて頑張っていきましょう!!