2017年2月22日水曜日

社会を知る

こんにちは!アシスタントアドバイザーの若山です。

前回指定テーマについては書いてしまったので、最近私が考えていることを書こうと思います。

最近になって実感しているのが、「知識」と「気づき」の大切さです。

なんだそんな当たり前のことを…と言われてしまうかもしれませんが、繰り返してでも伝えておきたい。

同じ本を読んでいても、同じニュースをみていても、前提知識があるかないかでそこから得られる情報量は大きく変わってきます。

たとえば少し前になってしまいますが、「糸魚川の火災」のニュースはみなさん知っていますよね。

そのニュースの中には、「糸魚川市の火災は自然災害と認められ…」とあったはずなのですが、おかしなことに気がつきませんか。

なぜ、火の不始末が自然災害になるのでしょうか。

詳しく書くと長くなってしまうので省略しますが、「自然災害」と認めることで被害者救済のために使うことのできる制度が出てくるためです。

そもそもニュースを見たときに、これに気づくことの出来た人は一体どれくらいいたのでしょうか。

勉強して知識量を深めろ、とだけ言っているのではありません。

どんなものに接するときも、そこにある「何か」に気づいて欲しい。

気づかなければ、どんなに大事な情報もすり抜けていってしまいます。

「無知の知」とも言いますが、自分が知らないことにまず気がついて、それを知ろう、気づこう、と思うことを忘れないで欲しいなと思います。