ブログへの登場は久しぶりですね。
AAの伊藤です。
これを書いているのが8月初週、暑さも激しくなってきていて、クーラーの利いた部屋から出るのに尋常じゃない精神力を消費する季節になりました。
皆さんお元気ですか?
今日は学部特有の面白い授業ということで、僕が通う理工学部の授業をご紹介します。
何を紹介するのかは迷いましたがコンピュータ関連の授業に絞って、今回は「コンピュータシステム」という講義について紹介していきます。
コンピュータの中身はどうなっているか、皆さんは覗いたことがあるでしょうか。
実際に機械の中にはCPUを始めとしたさまざまな機械があり、それらが組み合わさってパソコンやスマホなどを動かしています。
ではそれら小さな機械の中まで拡大してみると、なにで構成されているのでしょう。
上記の問題の解としては、「倫理回路」となります。
コンピュータの中でやり取りされる情報はその全てが二進法です。
平仮名もカタカナもアルファベットも、絵文字でさえコンピュータで伝達する際は二進数、つまり0と1の並びに変換されます。(ASCIIコードと呼ばれる国際的な基準があるのですが、それの説明をすると長くなるので省略。興味がある方は調べてみて下さい)
これを利用し、0と1をそれぞれ偽、真として様々な情報を管理、整理、保存するのがこの倫理回路です。
倫理回路を構成する材料は3つ。
そのそれぞれが一つ以上の入力を受け取り、一つの出力を返します。
0を1に、1を0に値を反転させるNOT回路、全ての入力が1の時のみ1を出力するAND回路、いずれかの入力が1であれば1を出力するOR回路の3つを組み合わせることで、時間を計るタイマーや数を数えるカウンターを制作出来ます。
これの面白い所は、数えきれないほどの機能を0と1の羅列でしか無い入力から実現しているという点です。
皆さんが使うコンピュータの機能や文字が元を辿れば二種類の数字の集合でしかないと考えると、少しワクワクしてきませんか?
このように理工学部では、いつも当たり前に使っている物の正体は何なのかを勉強しています。
私もまだまだ学び始めの未熟者ですが、今後の講義で何を学べるのかとても楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。良い夏を!